女性の為の観相学・ダルマの願掛け(17)@頂光・ヒールエナジー

本日は十日恵比寿の残り福。
先日来店のお客様とこんな話がありました。

「今の人はしないけど
恵比寿詣への沿道に一軒だけ、
だるまを売っている所があるんだよ。
以前は笹以外にだるまも買って目を入れたもんだよ」

「へー」

そう言えば
西宮恵比寿で十日えびすの祭り後に行くと、
縄で魚を吊るしたものに願いを書き、
木箱内に奉納してある物を見たことがあります。

「笹だけじゃないんだ」と思ったものです。

同じ時期、
どこでも同じ事をしているものだと思いがちだけど、
地域ごとに文化が違い
お祀りのしかたも違う。

「だが続いている・継承されていることには、背景と意味があるものだ」
と話が出ていました。

目なし縁起だるまが売られている。
と書きましたが、
縁起だるま=願掛け。

かいこの脱皮「起き」
かいこから出来る「眉」にかけて
片目だけに墨をいれて
まゆが出来ると
残りにもまゆを入れ祝ったのが発祥。

それが全国に普及し
「原因と結果」の縁起物となったとされています。

天保の飢餓の頃に
農家の副業に張り子だるまが作られ
だるま市が始まったといわれています。


大事にする。
大切にする。
ということが人の文化を作っていく。

習慣や知識
物事の認識のしかたを、
何世紀にもわたる努力により強化してきているものが文化。

明文化がない物も多いけど、
地域には其々
暗黙の了解をしているルールがある。
それを時代と共に洗練させてきている。

営むことの根元に文化はあるのではないか。
と思います。

観相学も一つの文化であると思います。

「拒絶しれるまでには至らなかった書物」という
消極面からもとらえなければならない事もあるとして、
未来の捉え方がちがってくる物であると思います。

今月にAmazonで発売予定の
観相学を使った「顔の取り扱い説明書」
観相学インストラクター 嶋田玲子
みてもらえればと思います。

若い年齢の人は
観相学」という言葉自体、
これから知らない人も増えていきます。


知識の蓄積ではなく、実話などを通して、
情報と情報の間にあるものや、
関係など知ることも大切と思い書きました。

だるまに願掛けはしませんが、
「沢山の人に読んで欲しい」が今年の願いとなりそうです。